野反湖外輪山「八間山」を登ってきました。

 昨日から今日の天候が良いらしいとの事で、昨夜準夜で今シーズンの初登山を何処にしようかと考えて、先日ニュースでシラネアオイが見頃ですって遣っていた野反の八間山へ行こうと決めたのです。先日、品木ダム散歩で訪ねた人が増やし育てたシラネアオイを地元の六合小中学校の子供に協力して貰い、移植させて増やしているようで、湖畔をシラネアオイで覆い尽くすことを夢見て続けているそうです。因みに、コマクサも移植されていますが、野反では花は未だでした。
 朝目覚ましが鳴る前に目覚め、普段通りに起床。朝食をガッツリ食べて、8:30前に車で出かけました。野反までは約30分とアクセスは抜群。車から降りると、風が強く寒い(6-7℃位か?因みに、帰り昼過ぎの気温が13℃でしたわ)ためウィンドブレーカーを着込んで9:00には登り始めました。
 先ずは、登山道を少し登って左の枝道へ、シラネアオイ群生地へ寄り道。職場の昼の散歩で見られてしまう環境なので感激はないですが、下を見れば野反湖シラネアオイ越しに見られるのは流石に見事です。割と早い時間でしたが、沢山の観光客やカメラジジババが居ました。殆どの人は此処までで帰っていく様です。
 道を戻って、人気のない登山道をマイペースで登り始めます。時々振り返っては野反湖を俯瞰した写真を撮ったり、白根や浅間を撮ったりしながら標高を稼ぎました。間もなく尾根へ出ると、山に風も遮られ、ウィンドブレーカーを脱ぎました。
 30分程で「イカ岩の頭」着。どん、と一旦下って、登り返すと本山で、ひたすら登って行くと、尾根から外れ巻き道を抜けると八間山頂上へ出ました。イカ岩の頭から25分程、駐車場からも約1時間てとこみたいですね。去年は来なかったので、もう少し掛かるような気で居ましたわ。
 頂上で記念撮影していると、後ろに見え隠れしていたソロのハイカーが到着。70歳前後の男性の方でした。軽く補給食を摂って、避難小屋の脇を抜け、白砂への道を見送って、野反キャンプ場側への登山口へ降りました。来た道の方が景色は良いのですが、只戻るのは能がないし、歩き足りない感じです。
 50分ほどで登山口へ出ました。そのまま国道R405を突っ切り、湖畔遊歩道に入り、富士見峠の駐車場へのんびり戻りました。この遊歩道が素晴らしく。丸太で井桁に組まれた道には、木のチップが厚く敷き詰められ、ほどよいクッションで膝腰に優しく、香りも良く、泥でぬかるむこともなくて感心しました。何処までチップが続くのかと思ったら、最後まで敷き詰められ、国道への枝道にもギッシリ敷き詰められています。いったい何トン必要だったのかしら?駐車場まで40分以上掛かったので、Keiのペースだから3.0km以上は有りそうですから、( ̄ヘ ̄;)ウーン凄い量だろうなぁ〜
 駐車場に着くと、駐車場は一杯に、人も沢山居てシラネアオイ群生地へ向かっていたり戻ってきたりでした。先の第二駐車場へもそれなりに入ってました。帰路でも上がってくる車に沢山行き会いましたから、テレビに報道された影響もありそうな賑わいみたいです。